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ごあいさつ

銑鉄鋳物製造法の変遷と生産の推移

□ 生産量 全九州銑鉄鋳物工業組合が設立されて以来昨年度までの銑鉄鋳物(片状黒鉛鋳鉄FC、球状黒鉛鋳鉄FCD、その他)生産量は累計約270万トンにのぼります。現在は年間40,000トン余を生産しています。特徴はFCDの比率がおよそ70%にものぼり、これが技術水準の高さを表しています。なお、“その他”には耐熱性、対摩耗性など特殊な機能を具備する鋳物が分類されており、いずれも更に、新─、高─、超─、極─を目指して挑戦の日々が続いています。

申すまでもなく、収益性をなお一層向上させるために、鋳物の生産品質、歩留まり、および生産性の改善をはじめ、独自にまたは他との連携等により加工度(仕上げや加工工程の度合い)、モジュール化さらに自社ブランドの品揃え等へと前進し、競争力を高めていきます。

□ 新たな時代へ
絶えず変化していく企業環境のもとで、個々の鋳造企業はそれぞれの方針に基づいて、着実に競争力を養い、実績を重ねて、顧客のニーズを満足する鋳物を安定供給し、サポーティングインダストリーとしての役割を果たし続けます。全九州銑鉄鋳物工業組合は関係機関とも連携しながら、全組合員企業の協調力を醸成し、団体として「鋳造業」の地位向上、イメージの改善に努め、組合設立の目的・主旨を具現化して地域社会並びにわが国の産業界に貢献してまいります。


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