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鋳物のご紹介

あらゆるニーズに応えて、ご満足頂ける製品をつくり出します。 鋳物08 鋳物は、その形状に制約を受けることがほとんどなく、複雑な形状のものをつくることができます。それは、粘度の低い液体の金属を鋳型に流し込んでつくるからです。鋳物の製造工程は、まず鋳型づくりから始まります。鋳型には、砂や粘土を用いることが多く、金属の型も用います。そこに溶かした金属を流し込み、やがて固まると、型からとりだし、砂を落とし、さらに外形を整えて製品となります。この一連のプロセスでの重要なポイントとしては、溶解金属の成分や注湯の温度、さらに鋳型づくりなどをあげることができます。また完成した鋳造品についても、成分・強度・精度などについて厳重な検査が行われ、製品のゆるぎない信頼を支えているのです。

ハイテク製品にも生きている新しい鋳物技術。 鋳物09 現代の鋳物は、材料となる金属の種類が増えたり、製造技術が高度化することによって、これまでにない新しいすぐれた特徴をもった製品がつくられるようになっています。たとえば、複雑で寸法精度の高い鋳物がつくれるロストワックス法による精密鋳造、薄くて鋼並みに強じんな薄肉ダクタイル鋳鉄の技術などが開発されています。さらに、軽くて丈夫なアルミニウムやチタニウム、マグネシウムなどについても、いっそう精密で強度にすぐれた鋳物の開発・研究が進められています。そしていまや鋳物の用途は、機械や自動車、電子機器をはじめ、ジェットエンジンや原子炉の部材にまで広がり、現代のハイテク産業を支えているのです。

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